--- Novels Graffiti ---



好きな小説のイラストを描くとしたら?てなお部屋を作ってしまいました。
イラストはぼちぼち増やして行くつもりでございます。
でもぜんぜんふえてない…(2007/1注)


Alice ルイス・キャロル著「不思議の国のアリス」
やっぱりアリスにはどうしても抗えない不思議な魅力があるのです。
自分が大人になった今、改めて読んでみるとなんだかまわりの空気がぐんにゃり曲がってくるよーな錯覚に陥ります。関係ないけれど、つい先日アイヌ神話の本を読んだ時も同じようなぐんにゃり感につつまれてしまいました。でもそれはとっても心地よい感覚なのです。忘れていた何かを思いだしそうで思い出せないような感覚。
殺伐としたミステリーも好きですが、不思議の国にトリップするのもまた良し、でございます。
<2000 11/21>
juuni 小野不由美著「十二国記シリーズ/風の海 迷宮の岸」
泰王驍宗と泰麒蒿里です。まだ蓬山にいる頃って感じかな・・。泰麒がじゃれてるのは天馬っぽくしようと思っていたのですが、描いてるうちにどんどん天牛に・・。
ところで私がK談社のお仕事で担当して頂いている編集さまは、十二国記シリーズも担当なさっておられるのです。そして此処にて以下に掲載している他の十二国記イラストを発見されてしまい、こっぱずかしい思いをしたのでした。あううう。
<2000 5/9>
ginei2 田中芳樹著「銀河英雄伝説」
今回はラインハルトとヤン・ウェンリーです。イラスト描きながら参考ついでにビデオを見返していたら、うっかり「魔術師還らず」の回を見てしまい(私にゃ辛すぎて封印していたのである)イラストの色塗りながらうるうるしてたアホなわたくしです。
ラインハルトが美しい事はもう絶対なので、ヤン贔屓の私としては彼を一生懸命ハンサムに描いたりして。 ところで田中先生、銀英伝の外伝を新たに書いて頂きたいのはやまやまですが、早くアルスラーン戦記の続きも書いて下さい・・。 てなこと言ってるうちにアルスラーンの10巻、めでたく刊行されました〜祝!
<1999 8/23>
juuni 小野不由美著「十二国記シリーズ/東の海神 西の滄海」
延王尚隆と延麒六太です。尚隆は多分十二国記をお読みになっているみなさんの中でかなり人気が高いのではないでしょうかー。もちろん私もその一人ですが(はぁと)まわりの官吏のみなさんをハラハラさせっぱなしだけどノーテンキに見えてポイントはきっちり押さえている彼、いいですよね。王と言うよりは武将っぽい彼ですがイラストでは剣も鎧もなしです(←めんどくさかったらしい)六太もべらんめぇなとこがたまりません。二人揃っていいコンビですよね。
<1999 7/23>
juuni 小野不由美著「十二国記シリーズ/月の影 影の海」
最初は掲示板に遊びに来てくれるめぐるちゃんのリクエストでしたが、他の沢山の皆様にも勧められ、読んでみればなるほど・・つい引き込まれて読み倒してしまいました。イラスト第一弾はシリーズでも最初の物語に登場する景王陽子と景麒です。陽子は山田章博先生のイラストとは全然違う雰囲気になってしまいました。(イメージが違う!という声が聞こえてきそうー(^^;すいませんー)
質素好みの彼女ですが、着飾った姿を描きたかったので少し豪華にしてみました。景麒はまたちょっと髪型違いますけど、ワタシ的にはこんな感じということで・・。
<1999 7/13>
sangetsuki 中島敦著「山月記」
国語の教科書でお読みになられた方も多いのではないでしょうか。椎名は授業中に先生の話をちぃとも聞かずどんどん先まで読み進んでしまい、あとは好きな物語だけずっと繰り返し読んでいる(しつこいですが授業中に)アホな生徒でしたが、その中でも大好きだった物語がこの「山月記」なのです。文庫で読み直したのをきっかけに描いてみました。登場人物は推定するとかなり年配なのですが、ここは若者のお姿で・・(笑)
実際このイラストを描いたのはかなり前でお蔵入り作品だったのですが最近更新も少なかったので(汗)どさくさに紛れて掲載することに致しました。
<1999 7/13>
ginei_den 田中芳樹著「銀河英雄伝説」
もーー!大ファンなんです。アニメも原作もどちらも。人物的には同盟軍に好意が偏る私ですが、今回のイラストはラインハルト&キルヒアイスです。仲良く芝生でほのぼのシチュエーション(笑)まだラインハルトがそれほど出世する前でしょうか。軍服&キルヒアイスの髪型は道原かつみ先生のシリーズを参考にしました。「黄金の翼」よりは二人とも大人バージョンです。
<1999 6/1>
carmilla レ・ファニュ著「吸血鬼カーミラ」
数あるヴァンパイア小説の中でも「吸血鬼ドラキュラ」と並び古典の部類になりますね。このお話は短編なのですが、とても印象深い小説でした。なんてったって襲う方も襲われる方も女の子(はぁと)でも小説自体ははかなり淡々とした物語なんですよね。
<1999 6/1>